TSDの画像

この2軸傾斜計は2台の”TD”傾斜計を一つのケースの収めたものです。そう言う訳でこのモデルは、”TD”と同じくクローズロープ操作による高い性能;高直線性、実質的な無限の分解能、低い温感影響、高再現性などの特長を持っています。

仕 様

測定レンジ ±5°~ ±90°
供給電源 ±15V @ 10mA
フルスケール出力 ±5V ±0.25%
非直線性誤差 0.01%FR typ
バイアス 0.1% FR typ
単軸ミスアラインメント 0.5° typ
軸間ミスアラインメント 0.5° typ
ゼロ温度係数 2 arc-sec / ℃ typ
スケール温度係数 0.01% / ℃ typ
温度範囲, 操作(保管) -30℃ ~ + 70℃ (-40℃ ~ +85℃ )
加速度常数 50g
衝撃耐久性 250g, 11ms
ケース材質 陽極処理 # 2024 アルミ合金

作動原理

振り子が軟らかいねじれスプリングで支えられています。 振り子の回転は感知軸に沿った加速度 (加速度モード) により、あるいは傾斜により生じる重力の軸に沿う成分(傾斜モード)により引き起こされます。振り子の動きはフォトーエレクトリック位置センサーで感知さ れ、その出力は増幅され振り子に取り付けられ阿多電磁トルク計のコイルに伝えられます。この結合の極性は、振り子をゼロ位置に戻そうとする反作用トルクを 生じるように選択されますposition (negative feed ? back)。入力と反作用トルクはお互いに正確に釣合っていますから、反作用トルクを作り出す電流は大変正確で、加速度に比例します。そしてその電流は出 力として使われます。傾斜測定モードでは、出力は傾斜角のサイン関数です。この方式は傾斜角度が±90°に近づくと、有効性に限界があります。

寸 法(inch/[mm])

* 仕様は予告なく変更されることがあります。弊社にご確認ください。

詳しいカタログをご用意しております